まさこ
東日本大震災から11年
千里丘1号地の家具は本日午後から搬入予定なので、みかさんにバトンタッチして・・・
今回も我が家の愛犬「そら」のお話。
そらの母犬「ももちゃん」は11年前の東日本大震災の際に福島県の飯館村から関西に避難してきました。
ももちゃんの飼い主さんは、避難所で動物保護をしているNPOの張り紙を見つけ、
藁にもすがる思いで保護をお願いされました。
当時原発の関係で着の身着のまま避難を余儀なくされた方々。
自分の命を守り貴重品を持って避難するだけで精一杯で、ペットも一緒に避難するなどできなかったと涙ながらにお話しされていた。
そして、「いつもこの避難生活が解消されるかもわからないから・・・」とNPOで引き取ることになり、約11時間かけて関西まで車で避難してきました。
次の日スクリーニング検査と健康診断を受けるために動物病院を訪れて妊娠が発覚し、3日後に4匹のみんな色が違う子犬が誕生しました!
(茶色がそらです!)
母犬ももちゃんも兄弟犬たちも新しい飼い主さんが見つかり今は幸せに暮らしています!
災害は突然に起こります。11年前とは災害に対する意識が変わってきていますが、まだまだペットと一緒に避難できる避難所はとても少ないです。
災害が起きた時にペットたちをどう守るか、改めて「日々の備え」なども確認してみてください。