木が火にあおられて、強度が半分以下になるのは20分以上経過してからです。一方、鉄の強度が半分以下になるのは5分後です。いかに木が火に強いかがおわかりでしょう。
さらに耐火性能を高めるために「ファイヤーストップ構造」を採用しました。ファイヤーストップ構造とは、炎の通り道になる空間を壁や床などで遮ることで燃え広がりを抑える方法です。もちろん下地材に火に強い石膏ボードを用いるなど材質にも工夫があります。
また、木は雨水を防ぎますが、湿気は通します。高温多湿の日本の夏には木造建築が最適なのです。「木のぬくもり」と言われるように木は人に安らぎを与える効果もあります。室内に木を配すると落ち着くのはそのためです。
火に強く日本の気候や人の気質に適した木を使って建築する「木造ツーバイフォー工法」。
これが「世界基準の家づくり」の答えだとわたし達は考えます。